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桜が散るように… ニュース記事に関連したブログ

2012/05/11 00:00

 

 

 

  1カ月ほど前のことになりますが、4月上旬の数日間、実家へ戻っておりました。昨夏に父親が亡くなった関係での事務処理などで、私が自分で書かなければいけない書類などがあったからなんですが、ちょうど桜満開の時期でした。タイミング的に靖国には行けませんでしたが、目にした桜の花のいくつかを写真に収めたので、ここで皆さまのお目にかけようと思います。

 

まずは恒例、ウチからの最寄りの駅前の桜

 

 

 

 次は京都へ帰るために東京駅へ向かったときの、八重洲の商店街の桜。花見のために通りは車両通行止めで、道端に座って花見している人も結構いました。

 

 

 これは京都市内、実家近くの神社の桜

 

 

 

 京都は、やはりソメイヨシノよりシダレザクラですね。これは有栖川宮旧邸、現在は平安女学院大学の有栖館という名になっているところの桜

 

 

 

こっちは二条城前の桜

 

 

 

 これらの桜も、咲き誇るときは一瞬で、あっという間に散ってしまいます。

 

 

 同じように、人の命もまた一瞬なんだなあと思わせる訃報が、昨今、また続いています。

 

漫画家の影丸穣也さん死去 「空手バカ一代」の作画

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120508/ent12050822100013-n1.htm

 

 

 「空手バカ一代」は、私にとって特別な思い入れのあるマンガです。これが私の武道や格闘技への興味を培いました。この作品がなかったら、その後、柔道をやることもなかったでしょうし、今の会社に入っていても運動部を希望しなかったかもしれない。もちろん、大山倍達氏や梶原一騎氏、極真空手の「現実の姿」というものは徐々に見えてきたし、今では中学生の頃のような気持ちは懐かしく思い出すだけですが、それでもあの頃に抱いたあこがれは人生の方向性を決める一つの原動力のようなものでした。だから運動部に異動になって初めてボクシングの取材に行ったとき(タイソンが負けた試合の公開練習だか検診だかのときでした)、東京中日スポーツの記者である山崎照朝さん(極真の第1回全日本選手権覇者)に初めてお会いして名刺交換をしたときの感動は今でもよく憶えています。なにせあこがれの人だったんですからね。

 

 私が空手バカ一代のマンガを最初に読んだのは、すでに作画が影丸さんになってからでした。たしかニューヨーク編、カンフー一派との戦いのお話でした。その後に単行本を1巻からすべて買って読んでいるので、個人的にはつのだじろう作画より影丸作画の方が、より「空手バカ一代」という感じがします。その数年前に放映されていたアニメの空手バカ一代も見てはいた(主人公は「大山倍達」じゃなくて「飛鳥拳」でしたけど)ので、つのだじろう作画も知っていたんですけど、後に影丸版のマンガを読むまで、この作品にハマることはなかったんですよ。それだけに影丸先生が亡くなったというニュースは感慨深いものがあります。今年1月に真樹日佐夫さんが亡くなったと聞いたときもそうでしたけどね。

 

 あの頃、空手をやりたいといって亡くなった父に猛反対されました。当時は「空手をやる者は不良」という認識が強かったんですよ。実際、両親にもそう言われましたしね。空手バカ一代の作中にもそんな話が出てきます。で、「柔道ならいい」ということで、後に柔道をやるようになるんですね。

 

 

 もうお一方、こちらは取材でお会いした方ですが

 

ローズ氏が死去 73歳、五輪競泳で山中選手と激闘

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120415/oth12041520530026-n1.htm

 

マレー・ローズといっても、私と同世代から下の人はほとんど知らないでしょうね。訃報記事にあるとおり、メルボルン、ローマ両五輪で山中毅さんと激闘を演じたスイマーです。私も実際に当時のことを知っているわけではありません。

 

戦後50年企画の「戦後史開封」取材班にいたころ、「水泳ニッポン」の回を担当して、古橋広之進さんや橋爪四郎さんたちに戦後のことについて取材をしました。その一環で「古橋後」として山中さんとローズさんのライバル話も書くため、ローズさんにもお会いしたのです。

 

ローズさんは競技引退後、米国で俳優やキャスターなどをやっていたのですが、そのころはオーストラリアに戻ってマーケティングの仕事をしていて、シドニー五輪のマーケティングなども手がけていました。そんなわけで、この企画では非常に珍しかった海外出張となり、シドニーでお会いしました。

 

現役時代の記事などを見て、ちょっと神経質なのかなという印象を受けていましたが、実際に話してみるととても気さくで、いろんな話をしてくれました。現役時代、菜食主義者としても有名だったので、そのあたりのお話なども。中でも彼が、山中さんとの思い出以外で感慨深く話してくれたのは、古橋さんとのふれ合いでした。古橋さんは競技引退後に仕事で豪州に駐在していたんですが、ある日、ローズさんのいたスイミングクラブだかに招待されて「模範水泳」をやった。実は古橋さんのフォームは変則で、あまりまねしてはいけないと言われるものだったのですが、当時14歳だったローズさんはそれを見た感想を「水の上はすべて間違っているが、水の中はすべて正しかった」と表現していました。「まねしてみようと思ったけど、コーチに止められた」と、楽しそうに語ってくれたのをよく憶えています。

 

記事が掲載されたときに掲載紙を送ったのですが、日本語なので、わかりやすいように紙面のコピーに「ここにこんなことが書いてあります」といちいち英語で注釈をつけたものを添付したのも、今となってはいい思い出です。

 

 

 

 

 自分の人生のさまざまな局面で影響を与えてくれた人、心に残った人…。そんな人たちが、桜の花のように去っていくのは、やはり寂しいものですねえ。

 

 

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関連ニュース

ライナーノーツforバーレーン ニュース記事に関連したブログ

2012/05/08 22:00

 

 

 

 前回エントリから、すっかり間が空いてしまいました。この間、書きたいことはあったのですが、お仕事優先でなかなか書く時間がありませんでした。

 

 通常のデスク業務に加え、MSN産経の週末コンテンツ「エキゾーストNOTE」シリーズを書いているわけですが、この原稿、毎回毎回書くために資料を読むのが大変なのです。先日アップされたF1バーレーンGPの内幕もの

 

コース外で起きたのは(前編)F1バーレーンGP、論議と騒乱の中で開催

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120504/oth12050418000014-n1.htm

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/other/560063/

コース外で起きたのは(後編)F1バーレーンGP、論議と騒乱の中で開催

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120504/oth12050419570024-n1.htm

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/other/560030/

 

 これに関しては、GP開催前に紙面用に出した

 

論議のバーレーンGP、開催へ 情勢緊迫、関係者に不安も

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120413/oth12041322160010-n1.htm

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/other/556410/

 

と合わせて、英文でA4用紙にして200枚ほどの資料を読み込んでから書いていますから、読むだけで大変な時間がかかってしまいました。しかも今回はレース報道だけじゃなく現地の政治状況までチェックしたので、APロイターのスポーツ以外の記事や、はてはアルジャジーラの記事まで読んでましたからねえ。尋常じゃなく手間がかかりました。その割りに上記記事への読者の反応が薄かったのは残念ですが。前後編を同時にアップするんじゃなく、前編アップ後、しばらく時間をおいてから後編をアップしてくれた方がよかったんじゃないか、とも思うんですけどね。

 

 

 そんなわけで、いろいろ必死になって書いている原稿ですので、反応があるとうれしいわけです。最近の「エキゾーストNOTE」なら

 

F1初表彰台の俊英ペレス、名門への道開く?

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120401/oth12040112000004-n1.htm

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/other/553929/

 

 

 これは割にヒットもあり、読者の方々からは肯定的な反応もいただいているようで、書いた方としてはうれしい限りです。あと、この記事にリンクされていたツイートに、こんなのがあって、思わず笑ってしまいました。

 

>F1の記事はどうして人の名前を統一しないのだろうか?バリケロ?フェテル?

>バリチェロトベッテルだ。誰もシューマッハを「マイケル・シューマッカー」(英語読み)

>とは言わないだろ!

>201241- 22:12

 

 誰もシューマッハー(シューマッハではなく)を「マイケル・シューマッカー」と言わないから、「バリチェロ」「ベッテル」ではなく、「バリケロ」であり「フェテル」としているんですよ。そのあたりは過去の弊ブログ連載

 

 

「外国人名地名の表記について」

 

(1)総論

 

(2)異なる文字文化圏


(3)ドイツ人名にみる表記の基準例

(4)こんなエピソードも


(5)なぜ表記が分かれるのか

(6)裏切られたり違和感があったり

(7)柔軟性のススメ

(8完)まとめ

 

 

で説明しておりますので、是非お読み下さい。

 

それにしても、「シューマッカー」が英語読みだと分かっていながら、どうしてこの人はバリケロとフェテルについて、「バリチェロ」「ベッテル」という英語読みにしろと主張しているんでしょうね。もし可能なら、そのあたりを聞いてみたいもんです。

 

 

 

 冒頭の話に戻ってバーレーンGPの件ですが。昨年の春に暴動が起こったことは、当時弊社を含め日本のメディアでもそれなりに報じられていたのですが、その後の状況は日本ではほとんど報じられていなかったようです。GP前に出した

 

論議のバーレーンGP、開催へ 情勢緊迫、関係者に不安も

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120413/oth12041322160010-n1.htm

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/other/556410/

 

の記事を書く前段階で、日本語で最近のバーレーン情勢を報じる記事を探したのですが、ほとんどありませんでした。「バーレーン」で記事検索すると、サッカーW杯予選の日本対バーレーン戦ばかりが出てきて、きちんと国内情勢を報じているのはAFPロイターの日本語版くらい。あとはF1の英語サイトの記事を日本語に訳しているサイトに断片的に出ている程度でした。

 

それぐらい、日本ではこの国に興味が持たれていないんだなあと、改めて実感した次第です。私は第1回のGPに行ったこともあって、ある程度興味を持っているんですが。もちろん、日本での報道においてイランやホルムズ海峡情勢、シリア情勢などが優先されるのはしようがないことではあるんですけどね。上の記事も当初、前だし(1~3面用)として編集会議に提案してもらっていたんですが、採用されないまま(ちょうど北朝鮮のミサイル騒ぎの渦中でもありましたが)、運動面で使うことになりました。

 

 で、運動面で使うことになった、ちょうどその日にFIAがバーレーンGPの通常通りの開催をアナウンスしたので、記事は冒頭にそのニュース要素を入れた形になっています。この部分ですね。

 

国際自動車連盟(FIA)は13日、声明を発表し、開催をめぐって論議が起きていたF1世界選手権シリーズ第4戦・バーレーンGPが予定通り20~22日に行われると確認した。

 

 FIAがこの声明を出したのは、中国GPの初日だった4月13日の午前中。紛れもなく、これはこの日のニュースということになります。時事通信もこの日、FIAの声明をニュースとして報じています。翌日のスポーツ紙も何紙か、これを報じていました。

 

 しかし、例によって共同通信は、13日当日にはニュースとして送ってきませんでした。で、ウチが運動面で大きくやっていることや、スポーツ紙数紙が小さくながら報じていることでやっと気づいたのか、14日になって1日遅れで記事を送ってきました。こういうのを業界用語で「特落ち」と言います(1社だけが他に先んじて報じる「特ダネ」の真逆で、他が報じているのに1社だけ気づかず報じなかったこと。これをやると自分とこだけ1日遅れという恥ずかしいことになる)。

 

普通ならウチとしては紙面で大きく扱っていて、ウェブにもその記事がアップされているので、1日遅れのこんな記事は捨ててしまうものですが、ウチの当日の早出当番がそのへんを理解していなかったのか速報に出稿しており、そのままアップされています。それがこれ(ばかばかしいのでリンクはしませんが)

 

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120414/oth12041409160003-n1.htm

 

 で、ご丁寧にも、この共同の特落ち原稿を紙面で使った新聞社があるようです。確認はしていませんが、ウチの大阪もそうだったような…。こっちがどんな記事を使っているか見られるシステムになってるんだから、チェックすればいいのにねえ。

 

 

 いざ時間ができたのでブログを書こうと思うときに限って、「これは書かなきゃ」というもののタイミングを外していたりで、なんかぐだぐだになってますが…。とりあえず元気にやってますということでご挨拶代わりに。

 

 

 

 

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まだあった ニュース記事に関連したブログ

2012/02/21 23:00

 

  

 先週末、久しぶりにスピードスケートの取材で長野に行ってきました。

 

 

【1日目】

岡崎が1000メートルで総合3位 ジャパンカップ最終戦

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120217/oth12021718080009-n1.htm

 

現役復帰の岡崎、3人で目指すソチ五輪 ジャパンC

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120217/oth12021719000016-n1.htm

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/other/546237/

 

2日目の記事は一つもアップされていない…

 

【最終日】

帰山が1万制す ジャパンカップ最終戦

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120219/oth12021917090014-n1.htm

 

引退の宮崎今佐人「やりきったという感じ」

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120219/oth12021917100015-n1.htm

 

 

 1994年リレハンメル、98年長野の両五輪でスケートを担当していた私は、長野の次のシーズンでスケート担当を離れてプロ野球担当へ。その後、2年間サンケイスポーツへ異動。産経本紙に戻ってから、また一時的にスケートを担当しましたが、すぐにトリノ五輪にいく後輩に担当を譲りました。スピードスケートの取材はそれ以来ですから、実に8~9年ぶりです。長野自体にも、ほぼ同じくらい行っていないので、本当に久しぶりでした。

 

 五輪前後で大きく変貌した長野。この10年弱の間にも、五輪前後の時期ほどではありませんが、やはりいろいろ変わったなという印象を受けました。ウチの支局の場所も微妙に変わってましたしね。そんな中で、変わらずにあったものも、当然ながらありました。

 

 長野五輪前に、長野へ来るたびに昼食に足繁く通ったカレー屋さんがありました。今回、2日目のお昼に時間の余裕があったので、久々にいってみようかと探してみたら、うれしいことにちゃんと変わらず営業していました。

 

 「カフェ・モンマルトル」というお店で、長野駅近く、善光寺へ向かう方向にある商店街から路地を奥へ入ったところにあります。古い蔵を利用した渋い外観ながら、中は195060年代のアメリカンテーストのディスプレーで満艦飾。ジャズやオールドポップスが流れ、それでいてカレーがメーンなのに店名はフランス語という、何から何までミスマッチ感満載(それが楽しい)のユニークなお店です。

 

 

 

 これが外観。ぱっと見、営業しているのかどうかも分からないし、ドアが閉まっていると「OPEN」の札がかかっていても、知らない人には入りづらい感じです。商店街の方にもお店の看板が出ていますが、そちらも今ひとつ目立ちません。

 

 中に入ると、さっき書いたようにフィフティーズ、シックスティーズのアメリカンテーストでいっぱい。壁などあちこちに置かれたアンティークなデザインのテレビには「トムとジェリー」の映像が流れていたりします。ほかにもお客さんがいるので店内の写真を撮るのは遠慮しましたが、これがトイレの中。

 

 

 

 

トイレの中ですらこんなのですから、店内の雰囲気も分かるでしょう。

 

 ここのお昼のウリはカレーランチ。カレー2種類とナン、サラダにドリンク付きで980円(平日はもう少し安いかも)。カレーとナンは、それぞれ5~6種類があり、どちらもおかわり自由です。私が最初に注文したのは野菜カレー(甘口)とシーフードカレー(中辛)、ナンはチーズナン。

 

 

 

カレー自体はビックリするほどおいしいというほどではありませんが、十分に満足できる安定した味。ナンは各種ありますが、こっちは出色のおいしさです。

 

 で今回、おかわりする際、メニューのナンの部分に「チーズ」や「バター」と並んで「ライス」とあるのを見て、こう思ったわけですよ。「最近はお米をパンに焼けるパン焼き器も出て、結構はやっている。だから米で作ったナンか、あるいは米を混ぜ込んだナンなのだろうな」。で、「じゃ、ライスナンを」と注文してみたんですよ。そしたら店員さん、なんだかすまなそうに「…それはナンじゃなくて、普通のご飯なんですよ…」

 

(^^;)。思いっきり赤っ恥です。結局、なんか引っ込みがつかずに、そのままご飯を頼みました。や、もちろん私は基本、ナンよりご飯の方が好きですし、カレーライスとしておいしくいただいたのですが、やっぱりナンがウリの店なんだから、ナンを頼んでおくんだったかなあ…と、後になって思ったりしています。

 

 


 

 さて、まだ営業していたというと、もう一つ。こっちは 別にうれしいわけでもなんでもなくて、ちょっと驚きなんですが。

 

 スピードスケート会場のエムウエーブのそばには、さる自動車メーカーのディーラーさんがあります。長野五輪の前から営業していて、日本では、ほかであまり見ることがないエンブレムなので珍しく思ってよく覚えていたんですが、今回久しぶりにエムウエーブにいったら、まだちゃんと営業していたんですよ。

 

 はい、こちら。

 

 

 

 

 これは信号待ちのタクシーの中から撮ったので、店の裏側の看板と、その前に停めてあった車ですが、画面右側の大通りに面したところにはもっと大きな看板と、あと数台の車がディスプレーされています。

 

 このメーカー、全く売れないから日本国内での乗用車販売は中止したはずだったんですけどね、戦略転換とかいって。実際、去年の東京モーターショーでも乗用車は一切展示せず、大型バスしか置いてなかったんですけどねえ。このディーラーさん、本社とは全く別の判断でやってるのかしら。それと、長野五輪のころは店自体も三菱と半々という感じだったと記憶してるんですが、今回見ると三菱は完全になくなってたようでした。その辺もどうなってるのかなあ。経営が成り立ってるんだろうか?

 

 え、店に取材? 冗談じゃない。あんまり関わりたくないですよ、このエンブレムとは…。

 

 

 

 あ、これ、iZaの方がアップしてくれないので、ここでリンクさせておきます。

 

【エキゾーストNOTE

今年のF1マシンは醜いカモノハシ シッポは最高機密

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120212/oth12021212000005-n1.htm

 

 この【エキゾーストNOTE】のシリーズは、いったん流れてしまうと、トピックスのページにもリンクがないから探すのが大変になるんですよ。

 

 あと、昔書いた【エキゾーストNOTE】が古くなって消えるころには、ここにエントリとして張りつけることを考えています。なにぶん、これを書くようになってブログのエントリを書く時間が以前以上に取れなくなったということもありますし、せっかくの苦労の結晶ですからね。

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関連ニュース

キマシタワー とうとうウチにも振り込め●●が! ニュース記事に関連したブログ

2012/02/14 17:00

 

   

 …すみません、表題の一部は本来の使用方法とは異なっています(^^)。

 

 

 さて、先日の休日のこと。夜になって郵便ポストに入っていた郵便物などを取り出したのですが、一番表になっていたのが某宗教団体の勧誘小冊子だったこともあって、「あとでいいや」と目を通すこともなく、ひとまとめで放り出しておりました。

 

 深夜になって、その放り出されていた郵便物を思いだし、目を通したところ、下水道料金の通知書やどうでもいいチラシに交じって、少し大きめの封筒が。

 

これ

 

 

 

 

 法律事務所からの郵便物とは穏やかじゃないなと思いながら開封すると、中から出てきたのは赤い紙で、このように書かれていました。

 

 


 

 

事件番号 平成23年 (に)第3866号

 

          罪状認否通知書

 

この度は、通信販売会社である(株)●●●●(被告)がわいせつDVD(無修正)

等を販売し、刑法第175条、わいせつ図画販売、同販売目的所持違反。

(2年以下の懲役、又は、250万円以下の罰金若しくは科料)

 

上記に当てはまることから、

平成23年10月27日付けで、(株)●●●●が警視庁に検挙されました。

 

後日、家宅捜査が行われ、その結果、

貴殿が以前(株)●●●●から通信販売にて違法である「わいせつDVD(無修正)」

の販売を受けていたことが判明いたしました。

 

これは(刑法第60条共犯規定)に当てはまることから貴殿が刑事責任を負わなければならないことを通知書とし、通知します。

 

なお、詳しい内容のお問い合わせは「星野総合法律事務所」までご連絡下さい。

 

裁判執行予定日   平成24年2月17、日

 

                                                         星野総合法律事務所

 

                                                        住所 〒104-●●●●

                                                                   東京都中央区京橋●-●-●

                                                                   ●●ビル4F

                                                        TEL 03-6●●●-●●●●

                                                        受付時間

                                             (祝、祭日を除く)月~土 AM10時~PM7時

                                                        代表弁護士 星野 正一         印鑑

 

 

 


 

これが実物

 

 

 

 

 …なんですか、これは。

 

>貴殿が以前(株)●●●●から通信販売にて違法である「わいせつDVD(無修正)」の販売を受けていたことが判明

 

 判明もクソも、無修正のわいせつDVDを通信販売で買ったことなど金輪際ありませんがな。

 

 それにしても、マーク入りの専用の封筒とか、こった事務所の印鑑とか、かなり手が込んでいるのは確か。だから上に書いたように「穏やかじゃないな」と思いもしたのですが。

 

 しかし中身はというと、文章はきわめてへったくそだし、本当の法律関係者が書いたものとはとても思えない。あえていうなら、その手の知識も文才もない人間が、それらしく見せようとして無理して書いたような感じと言いますか。私も刑事事件や、その裁判の取材現場を離れてずいぶん経ちますが、「家宅捜査」なんて言葉は使わないと思いますよ。まして「裁判執行予定日」って、「裁判執行」ってなんだよ(笑)。

 

 そもそも、こういうことがいち法律事務所から送られてくること自体がおかしな話だし(普通なら警視庁か東京地裁の出頭命令でしょ、知らんけど)。仮に送られてくるとしても、切手80円の普通郵便ってことはないでしょうね。というわけで、非常に不審に思ったのですよ。

 

 とはいえ、これに目を通したのは深夜のこと。この書状の連絡先も警察も受付時間外ですから、とりあえずこの法律事務所をネットで検索してみたですよ。

 

 そうすると「星野綜合法律事務所」というのが出てきた。同じ東京都中央区ですが、こちらは八重洲です。事務所のHPを見ても、「星野正一」という名前の弁護士は代表どころか所属もしていない。よく見るとこちらは「綜合」で、文書にある「総合」ではない。

 

 不信感を増しつつ、さらにぐーぐる先生のリストを下へたどると、「星野総合法律事務所」が出てきた。見てみると、ウチに来たのと日付が違うだけで内容が同じ文面のPDF。「これは…」と思いつつ、さらにリストを下へたどると「よくある振り込め詐欺です」という紹介のブログも。さらに「平成23年 (に)第3866号」でもぐぐってみて、いろいろ確認し、再度「星野綜合法律事務所」のHPを見ると、こんな注意が1月24日付で上がっていました(最初見たときは気づかなかった)。

 

 


 

当事務所名を騙る不審文書にご注意下さい。

 

最近、当事務所名を騙り、「罪状認否通知書」などと題し、特定の電話番号等に

連絡するよう誘導する不審な郵便物が送り付けられてきたとの情報が多数

寄せられております。


しかしながら、当事務所がこのような郵便物を送付している事実は一切なく、虚

偽の不実文書ですので、ご注意ください。当事務所としましては、警察への届

出等を行っております。

                                     2012124
                                 星野綜合法律事務所

 


 

 

 結構、「ネットで話題」(笑)のおてまみだったんですね。はい、オレオレ決定。

 

 

 ちょうどこの日、ネット上で見たビデオ(音声)で、振り込め詐欺師を相手に電話でおちょくるというのがあってですね

 

これ

 

架空請求に狂言で答えるツワモノ

http://www.youtube.com/watch?v=GYr8dwbhC_0

 

 

 文書にあった番号に電話して詐欺師の声を聞くのもおもしろいかと思いましたが、無駄に体力を浪費したくないので却下。ここでさらし上げるだけにしておきます(笑)。

 

 それにしても、どうやってウチの住所を手に入れてこんなものを送ってきたんでしょうねえ。どこかで名簿が売られているんでしょうが、恐ろしい話ですねえ。

 

 

 

 あ、これが今年最初のエントリとなりました。こんな調子でゆるゆるとやっていきますので、今年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

【追記】

 「罪状認否通知書」でぐぐってみたら、まあ出るわ出るわ…。あっちでもこっちでも「こんなのが来た」というブログやらツイッターやらがヒットしますね。すでにいくつかの県のHPでは、新手の詐欺として注意喚起をしているようです。こうなると、自分が流行に追いついたような気がして、ちょっとワクワクしますね(悪趣味)。全く同じ文面が例文として挙げられてもいるんですが、このヘッタクソな文章、ちょっとはまともなものに書き換えようとかいう企業努力はないんでしょうかねえ。

 

 それにしても、全国津々浦々、よくこれだけばらまけたもんだ。本当にどういうところから名簿を入手しているんでしょうねえ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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関連ニュース

笑い話のような話? ニュース記事に関連したブログ

2011/12/12 21:00

 

 

 こんな笑い話ともつかない話がありまして…。

 

 «お隣の半島では他人を罵倒することが日常茶飯事、「声闘」という言葉もあるくらいで、侮蔑語、罵倒語のレパートリーは日本とは比較にならないくらい多いそうで。だから、やれ竹島だ、やれ歴史認識だと問題が起きるたび、火病った人たちが日本人に対してさまざまな罵倒を繰り出します。でも、ほとんどの罵倒語は日本人にはピンとこないんですね。日本語に対応する語彙がないから。結果、彼らの怒りや、日本人を侮辱して鬱憤を晴らそうという思いが、なかなか実現しない。

 

 どういう言葉を投げかければ日本人がダメージを受けるか、いろいろ考えるのですが、いい案が浮かばない。で、日本人がアドバイスします。「『おまえは***か!』といえば確実にダメージを与えますよ」

 

 でも彼らは、決してその言葉を叫べないのです。なぜなら、その魔法の言葉は…»

 

 ***になにが入るのか、オチは分かる人には分かるでしょう。

 

 

 

 さて、最近のニュースを見ていると、国内なのに、この「おまえは***か!」と言いたくなることが多いので困ってしまいます。

 

 その最たるものが、これ。

 

【採択の危機】無法状態の沖縄県教委 八重山問題 越年の可能性

http://sankei.jp.msn.com/life/news/111204/edc11120421310001-n1.htm

 

 一連の八重山教科書採択問題、詳細は弊社の【採択の危機】シリーズや、こちらのブログをご覧になっていただければよく分かります。ここでは当初からの地元紙の報道も紹介されていて、非常に参考になります。↓

 

狼魔人日記

http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925

 

騒ぎの概略をご紹介しますと:

 

 沖縄の石垣市、与那国町、竹富町で構成する八重山教科書採択地区では8月23日、来年度からの中学校公民教科書に育鵬社版を決定。石垣、与那国ではこれを採択したが、竹富町教委は決定に反発して東京書籍版を採択した。教科書の採択権は各市町村教委にあるが、同一採択地区内で異なる教科書を採択するのは教科書無償措置法に反する違法状態。そこで同31日に3教育長による協議がもたれたが決裂。9月8日に、3地区の全教育委員によって行われた会議(地区教育委員協会)では、全員の多数決によって東京書籍版の採択、育鵬社版の不採択を決めた。これには石垣市、与那国町の両教委が強く反発。文科省に対して地区教育委員協会による決定は法的要件を満たしておらず無効と主張。文科省もこれを認め、有効なのは8月23日の決定のみと認定、竹富が採択を東京書籍版から育鵬社版に変更しない限り無償給付の対象から外すとしている。しかし県教委は9月8日の決定が有効と主張。竹富町に行政指導すべきところを、石垣、与那国に採択変更を促すような行動を取っている。

 

 問題は石垣市教委、与那国町教委が法の手順にのっとって粛々と採択の作業を進めたにも関わらず、何の瑕疵もない協議会の決定を不服として法律や社会通念を無視している側が居直っており、また地元メディアの大半がそちら側を支援していることですね。

 

 採択地区協議会会長の玉津博克・石垣市教育長は、従来の日教組(沖教組)とズブズブ、なあなあの形ではなく、文科省の通達にのっとった採択方法に改めようとした。そこで、協議会の合議によって構成メンバーの変更(それまでは教育委員会の職員までが委員になっていた)や採択教科書の決定を多数決で行うことなどを決定。8月23日の会議では、それに基づいて採択教科書を決定した。しかし地元の新聞、テレビは玉津氏が「育鵬社版ありき」の姿勢で、独裁的手法で強引に手続きを進めたと徹底的に非難し続けた。

 

 協議会の決定に不服だった竹富町は、一方的に東京書籍版の採択を決めて、違法状態を作り上げてしまった。普通、こういうときは協議会の決定に沿った採択をするように県教委が指導するもので、かつて2006年に茨城県大洗町で扶桑社版歴史教科書を採択しようとした際、地区協議会の決定と違うということで断念したという前例があります。地方教育行政法と教科書無償措置法の齟齬が問題になった際の解決方法として貴重な前例なのに、県教委はこうした前例を無視し、横紙破りをした方の竹富をバックアップしています。9月8日の地区教育委員協会は、本来何ら法的根拠もなく、決定権もない、ただの茶話会でしかないのですが、「オブザーバー」として参加した県教委の課長が勝手に仕切って、その場の多数決で採択教科書の変更を「議決」してしまった。教育委員全員による多数決なら育鵬社版支持者より東京書籍版支持者の方が多いことを分かった上で、まさしく「東京書籍版ありき」で法的根拠なく多数決による決定を推し進めたのです。

 

本来、この会議を採択協議の場とするためには3教委の合意が必要です。だから会議はいったん休会し、各教委個別での協議がもたれています。その結論は、石垣市教委が「採択の意見は曲げない」。与那国町教委は「合意を前提に全員で決める」でした。つまり石垣市教委は、この場を採択協議の場にすることに反対、与那国町教委は多数決ではなく委員13人全員が合意することを前提としてなら協議する、ということ。多数決による採択教科書変更の決定は、3教委のうち2教委の反対により合意が得られていなかったので、会議は茶話会のままでしかなかったということになります。それが分かっているから、文科省も「9月8日の会議は無効、有効なのは8月23日の協議会」と明言しているわけです。

 

 こんな明々白々なことが竹富町教委にも県教委にも分からないのか、分かってても分からないふりをしているのか、いつまでたっても自分たちの無理を通して石垣市教委、与那国町教委の道理を引っ込めようとしています。そして地元メディアの多くも、肝心なことをきちんと伝えず、玉津氏を「悪代官扱い」(by狼魔人さん)してたたくばかり。それに踊らされたのか、石垣市教委に東京書籍版を採択するよう提訴する〝一般市民〟(ほんとうかなあ?)も出てくる始末です。

 

 育鵬社版反対派の意見で目立つのは、「現場で指導する教員である調査員が推薦していない」というものですが、教育委員会による採択というのは、そうした「現場の声」などに縛られず、見識ある一般人によって決定しようというものですから、教員の意見に全面的に従う必要はないし、むしろ従うばかりではおかしいという論も成り立つ。今回の採択にあたって調査員の評価による教科書のランク付けを廃止したのもそれが理由であり、それは文科省の通達に沿ったやり方でもあります。批判するに値しない。ましてや、調査員の報告書の文面が育鵬社教科書に反対する左翼団体のパンフレットのパクリともいえるような内容だったというのだから、なにをか言わんや--という感じですね。

 

 この国は法治国家であり、民主主義国家です(民主党政権下でちょっと怪しくなってますが)。支那朝鮮のような人治の国ではありません。あらかじめ決められた民主的かつ法的な手順にのっとって行われた決定は、それが不服だからといって勝手に変えることはできないし、何でも多数決でいいというわけでもない。まあ、今回の一連の騒動の報道をずっと見ていると、それがよく分かるし、いい勉強になりますが、自分たちが違法状態を作り出しているにもかかわらず、それを他人のせいにして居直っている人間を見ると、ほんとに日本人なのか疑いたくなってくる。

 

 そんな人たちに、こう言ってやりたくなるのです。

 

「おまえは***か!」

 

 

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発見!「男の子のおもちゃ」 ニュース記事に関連したブログ

2011/12/03 22:00

 


 始まりましたね、東京モーターショー。本日、一般公開と相成りました。

 

 私はといえば、一足お先に1130日のプレスデーにお邪魔して、いろいろと見てきたのですが、今回はちょっと残念かなあ…。

 

 どのメーカーも、特に四輪はエコエコエコエコ、エコばっかり。EVやハイブリッドなどなどで趣向を凝らしており、さまざまな進化がアピールされているのでしょうが、どうにもどれもこれも同じに見えてしまうのは否めません。

 

 くまなく見て回れたわけではないですが、モータースポーツ関連で競技車両(四輪)が展示してあったのは、スーパーGTGT300用のBRZ(トヨタのハチロクと同じものですね)が展示してあるスバルと、今年1月のダカール・ラリーで菅原義正さんが乗ったレンジャーが展示されている日野自動車くらい。あとは見事なぐらいなかったですね。

 

 トヨタの、その「ハチロク」がどのくらいの値段になるのかは気になるところですが、車を見たところ、ちょっと豪華すぎるなという気が…。やっぱハチロク(AE86)は、もっと「安っぽい車」だと、あるいは「安っぽい車であるべき」だと思うんですよ。いかにも若い者向けの。中古屋で50万円以下で出ていそうな、ね。まあ、実際にはハチロクは人気が高かったので、その値段で中古屋で売られていることはあまりなかったとは思いますけど、そんなイメージということで。

 

 だから、この新しい「ハチロク」を見ても「ハチロク」という名にふさわしいとは思えないし、少なくとも、その名前が琴線に触れると言うことはありませんねえ。まあ、私の個人的な思い入れなのかもしれませんが。

 

 

 四輪に比べて、結構楽しめたのは二輪でした。

 

 ホンダは、モトGPで今季チャンピオンとなったケーシー・ストーナーが最終戦で乗っていた実車を展示しています。

 

シモンチェリへの弔意を表す「58」のステッカーもフロント部分に張られています。しかも、このマシン、またがってもいいんだそうです。いや、私はおそれ多くてまたがりませんでしたけどね、これはワクワクしますよね。(すみません、一般公開日にも可能かどうかは確認していません。係の人におたずねください)

 

 

 もう一つ、個人的にヒットだったのはヤマハの展示車両でした。これ

 

 

参考出展の「XTW250 陵駆」というマシン。

 

 太いタイヤをはかせた、ただのオフロードバイクのように見えますが、楽しいギミック満載です。

 

 エンジン横にAC電源のコンセントが2つあります。

 

 

 こいつで家電も使用できます。携帯電話の充電など余裕で可能。エンジンを回して発電するので、オーバーヒート予防のために、エンジンには発電時用のファンがついています。

 

 

 前照灯の両サイドにつけられた補助灯(フォグランプ)。

 

これはLED電球で、ここから外して好きな方を照らせます。つまり、これをテント内に引き込んで明かりに使用するなんてことも可能。発電することも想定して、ガソリンタンクは大容量(セローの3倍っていってたかな。すみません、説明をメモしてなかったので不確実です)。

 

 後席部分は着脱可能で、シートにも大型キャリアにもできる。キャリアにすれば積載容量は大幅アップ。また後席右ステップ部分にある、この棒

 

 

(ちょっとぶれてますが、マフラーの上にある棒です)と、このエンジンカバー

 

 

 これを外して組み合わせると、なんとスコップに早変わり(^^)

 

 

 スタンドは、地面の状況に合わせてどちらでも使えるように、両側につけてあります。

 

 プレスキットにある出展品説明書には「二輪車とアウトドアを愛する人々に、日本に最適化した『頼れるツール』として提案します」とあります。どこにも触れられていませんが、これ、震災を想定しています。

 

阪神大震災の時はミニバイクが活躍して注目されましたが、東日本大震災ではオフロードバイクの威力が改めて認識されました。道路が寸断され、車でもミニバイクでも通行できないようになった状況でも、オフロードバイクが走破して多くの人を助けました。

 

 「震災時にも力を発揮」ということを売り文句にはできませんし、説明してくれたヤマハの人も「それはさすがにちょっと…」と言っていましたが、この「陵駆(リョーク)」が震災のような非常時を想定しているのは明らかでしょう。自宅で大地震にあっても、こいつがあれば停電にも対応できる。フルタンで3日ほど発電できるそうですから、その間に電気は復旧されるでしょう。同排気量のセローより太いタイヤにしているのも、震災時想定あればこそ。いわば、震災対応を裏コンセプトに、バイクになにができるのかを考えた車両だと思います。

 

 もちろん、キャンプ用としての実力も、これまでのオフローダーを凌駕している。冒険好きの「男の子」にはぴったりのアイテムですね。まあ、引きこもり系の私にはオーバースペックなシロモノですが…(^^;)

 

 今回は参考出展ですが、評判がよければ販売にもつながるでしょうから、興味のある人はどんどん訪れてあげてください。

 

 あと、楽しかったのはいすゞが展示していた古いバス。日本で実走可能な最古のバスだそうです。ナンバーの「3338」は東京の登録番号。3338番目に登録された車と言うことだそうです。

 

 

 

 

 未来の車が展示されているモーターショーで、一番古い車に魅力を感じるのもどうかという気はしますけどね。

 

 

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R.I.P, Dan その2 ニュース記事に関連したブログ

2011/10/23 19:00

 

 

 前回の続きです。が、その前に一応、関連リンクのご紹介。


 

【エキゾーストNOTE】なぜダン・ウェルドンは逝ったのか 悲劇を繰り返さぬために

 

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/111023/oth11102312000006-n1.htm

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/other/532635/

 


【エキゾーストNOTE番外編】思い出される明るい笑顔 好漢ダン・ウェルドンを悼む

 

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/111022/oth11102212010002-n1.htm

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/other/532554/

 

 

 

 

共同の記事のなにが間違っているかということでした。前回ご紹介した共同の元記事と、リンク先の弊社ウェブに上がっている(間違い部分を削除した)記事とを比較されればおわかりになるかとは思いますが、共同の記事にある

 

ウェルドン選手の車にほかの選手の車が乗り上げた。

 

この部分が大間違いです。

 

 事故の状況から見て、ウェルドンのマシンは他車に乗り上げて宙に舞い、その後キャッチフェンスと呼ばれる防護フェンスに運転席側から衝突しています。そのため、ウェルドンは死に至る損傷を頭部に受けました。共同が参考にしているAPの記事にも書いてあります。

 

>Wheldon's car turning over as it went airborne and sailed into what's called the catch fence (APより)

 

 この状況は、もちろん当日の早い段階からわかっていました。にも関わらず「ウェルドン選手の車にほかの選手の車が乗り上げた」だあ? 1本目の段階で間違うのはまだしも、2本目の段階で、まだそのままというのはどういうことだ?

 

 これは、単にAPの英文を読み間違えたとか、そういうレベルの問題じゃありません。根本的にモータースポーツを理解していないということです。

 

msn産経週末特集用の記事でも書きましたが、レースで、特にオープンホイールカーでやばいのは跳んでしまうこと。ほかの車に乗り上げられて死ぬことは(ないとはいいませんが)滅多にないでしょう。しかし跳んでしまうと、あとは落ち方次第。死ぬ確率は格段に上がります。1996年にジェフ・クロスノフが亡くなった時もそうでした。F1で もマーク・ウェバーや、片山右京も空を飛んでいます。幸い、彼らはタイヤを下に落ちたり、逆さまに落ちてもロールバーのお陰で大きなけがをすることはありませんでしたが、時速350キロ以上の高速走行中に吹っ飛ばされ、頭から落ちたらロールバーも防ぎきれない…というのが今回の事故の状況です。

 

 フォーミュラカーのレースを知っていれば、死亡事故と聞いて、「ほかの車に乗り上げられたのか」と思うより先に「跳んだのか」と思うでしょう。共同の記事を書いた人間は、そういう感覚がないということです。

 

  実は私、2本目の記事を見たとき、共同に連絡して「間違ってるよ」と伝えようかと思ったんですね。でも、あえてやめた。「いつ気づくか、待ってみようかな」と思ったんですが、結局訂正はありませんでした。それで送ってきたのが3本目。実はこの記事の中に、こんな文があります。

 

後方集団にいたウェルドンのマシンは宙に舞い上がり、外壁にぶつかったという。

 

 この時点で宙に舞い上がったということはわかっているわけです。なら、最初の2本の記事が間違っているということはわかりそうなものですが、いっさい訂正はなかった。間違いに気づいていなかったのか、気づいていて知らんふりを決め込んだのか、単に1本目2本目と3本目が矛盾しているとすら思わなかったのか、それはわかりませんが、この間違い記事(2本目)は、いまでも「47ニュース」のサイトに間違いのまま上がっています。

 

 で、当日の夕刊、並びに翌日の朝刊で、各紙がどうしているかチェックしました。

 

弊紙(東京)は、前述の通り、共同を使っていますがエトキ程度の短い記事で、間違い部分まで載っていません。サンスポ、EXも前述の通り自社原稿で大きな扱い。で、他社ですが

 

×朝日新聞 18日付朝刊 共同の本記(2本目) 間違いそのまま掲載

毎日新聞 17日付夕刊 時事通信の本記、サイド(表情もの)掲載

読売新聞 17日付夕刊 発生本記(自社もの)

18日付朝刊 受け(自社もの)

日経新聞 17日付夕刊 共同本記(短縮版)短くて間違い部分まで載っていない

×東京新聞 17日付夕刊 共同本記 間違いそのまま掲載

 

 スポーツ報知 18日付 自社記事 (6面のほぼ全部を使う大きな扱い)

 日刊スポーツ 18日付 自社記事

×スポーツニッポン 18日付 自社記事…ながら、共同を参考にしたらしく、

                  「ウェルドン選手の車にほかの選手の車が乗り上げた」の記述あり

 トーチュー 18日付 1面、18面で大きな扱い、もちろん自社記事

 デイリー 18日付 共同朝刊用記事(3本目)に手を入れたもの。間違い部分はなし

 

 ざっと上のような感じでした。×をつけた3社が共同の間違い記事を載せた、または影響を受けたと思われる状態でした。夕刊段階ならまだしも、朝刊で使った朝日とスポニチには手痛いですね。共同がちゃんと訂正を送っていれば、間違いを紙面化することもなかったでしょうに(もっとも、彼ら自身も間違っていたと気づいていないかもしれませんが)。地方紙はほとんど間違いを載せているんじゃないでしょうか、確認はできませんが。

 

 一方、毎日新聞が使っている時事通信の方は、最初からきちんとした原稿を送ってきていました。GJ。というか、それが当たり前か。

 

 繰り言めきますが、こんな低レベルの共同の記事を使ってよしとしている、よしと思える人たちの、モータースポーツに対する意識の低さ、本当に何とかなりませんかねえ(特にウチの会社の)。

 

 

 

 

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R.I.P, Dan その1 ニュース記事に関連したブログ

2011/10/22 23:00

 

 

 

 先週末のインディカー最終戦で悲惨な事故が起きてしまいました。ダン・ウェルドンはインディジャパンで2004年、05年と2年連続優勝しており、日本でも人気の高いドライバーでした。実際、私が彼に持っていた印象は、明るくっていたずら好きな、あまり英国人っぽくないタイプだけどナイスガイ…というところでしょうか。詳細は追悼文に書きました(下記参照)。まだ33歳、惜しい人を亡くしました。

 

 

 Rest in Peace, Dan.

 

 

 そんなわけで結構いろいろと書くこと、書きたいことがあったのですが、産経本紙では社会面に写真と、エトキ程度の原稿が載るだけということで、当日(17日)に長い原稿を書く機会がありませんでした。もっと大きな扱いをしてもいいと思ったんですけどね。そしたら翌日の紙面では、サンケイスポーツが終面、サンケイEXも終面で大きな扱いになってました。EXはこの記事ですね。

 

インディカー 命奪った最終戦

 

 

 

だったら、担当者がいるサンスポはともかく、EXは言ってくれればいくらでも書くってのに…という感じでした。

 

 で、翌日以降に(現地などの報道から)明らかになった分も含めて、事故の状況、原因を探った記事をmsn産経の週末特集用に書きました。それと、私の個人的なウェルドンに関する思い出を綴った追悼文も。後者の方は土曜日にアップされていました。

 

【エキゾーストNOTE番外編】思い出される明るい笑顔 好漢ダン・ウェルドンを悼む

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/111022/oth11102212010002-n1.htm


 

前者も日曜日には上がると思いますので、そうすれば、またリンクをご紹介します。

 

 

【追記】上がりました。以下でどうぞ

 

 

 

【エキゾーストNOTE】なぜダン・ウェルドンは逝ったのか 悲劇を繰り返さぬために

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/111023/oth11102312000006-n1.htm

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/other/532635/

 

 


 

 

ということで、ここから書くのは、この事故の関係でも全く別の話。

 

 以前からここでは、共同通信のモータースポーツ記事を批判しておりますが、実は今回の件でも共同は、間違い記事を送ってきていました。

 

 当日、私が見た限り、共同通信が送ってきた記事は3本。

 

1本目は第1報というべきもので、これが送られてきたのが17日午前7時46分。

 

2本目は1本目の差し替え。内容を詳しくし、レースが中止になったことなどを盛り込んだもので、これは午前1135分に来ています。

 

上記2本は、いずれも夕刊用。で、朝刊用に書いてきたのが3本目の、われわれの業界で言う「朝刊受け」の原稿です。入稿は午後7時12分。

 

 で、3本目はともかく、1本目、2本目には完全な間違いがありました。ご紹介しましょう。1本目はこれ

 

[ウェルドンが事故死 インディ500の優勝者]

 【ニューヨーク共同】米ラスベガスで16日に行われた自動車インディカー・シリーズのレースで、事故にあった英国人ドライバーのダン・ウェルドン(33)が死亡した。AP通信などの米メディアが報じた。

 

 計15台が巻き込まれた事故は13周目に発生し、ウェルドンの車に他の車が乗り上げた。同選手は今年5月に行われた伝統の自動車レース、インディアナポリス500マイルで2度目の優勝を飾るなど、名ドライバーとして知られていた。

 

2本目はこちら

 

[ウェルドン選手が事故死 インディカー最終戦]

 【ニューヨーク共同】米ネバダ州ラスベガスで16日に行われた自動車のインディカー・シリーズ最終戦の決勝レースで15台が接触、衝突する多重事故が起こり、英国人ドライバーのダン・ウェルドン選手(33)が死亡した。AP通信など米メディアが伝えた。
 34台が出走した決勝は1周1・5マイル(約2・4キロ)のコースを200周する予定だった。事故は10周を過ぎたところで発生、ウェルドン選手の車にほかの選手の車が乗り上げた。同選手は病院に運ばれたが、死亡が確認された。
 日本から参加している佐藤琢磨選手は事故に巻き込まれなかった。
 ウェルドン選手は2002年からインディカー・シリーズに参戦。米国伝統の「インディアナポリス500マイル」で05年と今年の2度優勝するなど通算16勝を挙げ、05年には年間総合王者になった。
 レースは中止となり、前戦までの成績によりダリオ・フランキッティ選手(英国)が3年連続4度目の年間総合王者に決まった。


(スポーツナビから転載)

 

 

 当日、私は夕刊番で、出社してからいくつかの仕事を片付けて、少し手が空いたところでいつものようにモータースポーツ関連の海外サイトのチェックを始めました。当然、ウェルドンの記事がその日の最大のニュースです。それをいろいろと読み、You Tubeに上がっていた動画なども確認して状況を把握しました。そこへ送られてきたのが2本目。「なんだコリャ」とわが目を疑うような間違いが、そこに書かれていました。

 

 2本目の間違い部分を削除し、速報に出稿しました。それがこれ

 

 

【インディカー】ウェルドンが事故死 米ラスベガスの自動車レース

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/111017/oth11101708410000-n1.htm


 その後、共同の記事をそのまま使っていた大阪の夕刊とサンスポcomに、その部分を削除するなりした方がいいよと連絡しました。

 

 で、なにが間違っているのかというと…。実は、このまま続けて書いてあるのですが、なんか規定で1エントリにつき全角10000字以内なんだそうで、収まりきりません。しかたなく、次回に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

                それにしても、なんか今年のエントリは人が亡くなった話が多い…

 

 

 

 

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喪中

2011/09/15 19:00

 

 

 

 

 父・只木信和儀、平成23年8月7日午後10時5分、心不全のため京都市内の病院で永眠いたしました。あと2週間で83歳の誕生日を迎えるところでした。

 

 生前、お世話になりました皆さま、また9日の通夜、10日の告別式にご参列くださった皆さま、弔電や生花、香典をお送りいただいた皆さま、ありがとうございました。今月下旬予定の四十九日法要と納骨の後、改めてご挨拶させていただきます。

 

 


 

 

 私が物心ついたころには京都市立病院の耳鼻咽喉科部長でした。同時に京都市立看護短大の教授でしたが、看護短大の方では後に学長を務めました。私が大学に入る前、定年を前に退職して医院を開業しました。医院の方は2年前に閉じたのですが、医療一筋の人間だったので、それから少し元気がなくなっていたそうです。

 

 無趣味だった父の唯一の趣味がカメラでした。私が子供の頃は釣りも趣味で、時々釣ってきてくれた魚を食べた記憶があります。最近知ったのですが、共同で船を買うなんてことも考えていたとか。しかし、それも周りから危険といわれてやめたようです。

 

 今回、2歳上の兄とも話したのですが、やはりわれわれが子供の頃は厳しい父親でした。無断で遅く帰ったときなど、「出て行け」といわれて閉め出されるようなこともたびたび…(^^;)。さすがに戦前の教育を受けていただけはあったなあという感はあります。

 

 何が理由だったのかもう忘れたのですが、一度ひどくしかられたときに、「僕はお父さんなんか全然信用してないんやから!」と言い返したことがあります。まさに中二病。実際、中学生の頃だったような気がします。

 

 その日は間に入った母親に勧められて祖母の家に泊まりに行き、翌日戻ったのですが、父と顔を合わせたときの気まずさは今でも覚えています。あとで母から、あの一言で父がかなり落ち込んでいたと知らされました。今でも思い出すと胸が痛みます。

 

 すでに、大学入学で親元を離れてからの時間の方が、生まれてから大学に入るまでよりずっと長くなってしまいました。それもあって、しかられた記憶にもオブラートがかかり、ある意味「いい思い出」になっています。また、それだけの時間、離れて生活してきたので、東京に戻って仕事をする日常に戻ると、今ひとつ実感がわかないんですよね。以前と同じように、帰れば会えるかのような感覚が抜けなくて…。遺体もみて、お骨も拾ったというのに、変ですよねえ。

 

 一昨年の夏(8月2日)、「フジヤマのトビウオ」古橋広之進さんが亡くなりました。昨夏(9月1日)には「土俵の鬼」元横綱初代若乃花の花田勝治さんが亡くなりました。古橋さんは昭和3年9月16日生まれ、若乃花さんは昭和3年3月16日生まれ。昭和3年8月22日生まれの父とは同年代でした。奇しくも、お二方の追悼記事を書いた私としては、さすがに同年代の人が立て続けに亡くなったことで心配になっていました。そのころ電話したときには、母から「元気に赤十字の献血の手伝いに行っている」と聞かされ、多少安心もしたものでしたが…。

 

 最近になって心臓の調子がよくないということで、ペースメーカーを埋め込む手術を予定していたのですが、その予定日直前に発作が起きて入院。そこから徐々に悪化していったということです。惜しむらくは発作が起きたとき、病院(担当医)に電話してタクシーで行ったこと。もともと昭和ヒトケタで我慢強いうえ、不必要なものにも救急車を呼ぶ昨今の状況を医師として問題と捉えていた父ですから、本当に必要にもかかわらず遠慮してタクシーを呼んで病院に行ってしまったようです。そしたら病院側が緊急患者としての対応をせず、待合で4時間も待たされ、心筋の一部が壊死してしまった――と聞かされました。

 

 6月の、妹の結婚式の時にはすでに入院していまして、かなり気落ちしていた父は出席しないとまで言い出したのですが、周囲の説得と看護師さんたちのご協力のおかげで、私が車いすを押す形で何とか出席させることができました。式を終え、披露宴は冒頭に挨拶しただけで病院へ戻ったのですが、今思えば出席させてやれて本当によかった。挨拶の時の感極まった声が忘れられません。あれが公の場での最後となってしまいました。

 

 振り返ってみると、あまり親孝行もできませんでした。私が社会人になってから、どこかへ行ったのは、前橋支局沼田通信部にいた入社2年目に、自分の担当エリアだった伊香保温泉に両親を呼んで正月を過ごしたときと、以前弊ブログでも書いた、一昨年の元日、初詣の寺巡り(浄瑠璃寺、岩船寺、海住山寺、一休寺)くらいでしょうか。

 

浄瑠璃寺、岩船寺、海住山寺、一休寺


 

 よく言われるとおり、「親孝行、したいときには親はなし」。親元を離れて暮らしているために死に目に遭えないだろうことはある程度覚悟はしていたのですが。親御さんがご健在な皆さま、事情の許す限り親孝行をしてあげてください。

 

 

 

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それだけの覚悟はありますか ニュース記事に関連したブログ

2011/06/21 07:00

 

 

 ご無沙汰しております。

 

 さて、間抜けで能なしのくせに、人をペテンにかけることと、その意欲にだけは秀でた空き缶政権。そのペテン師能力を、この国を侵略しようとしている連中に対して行使するなら、まだ評価もできましょうが、どうやら2年前の夏と同様、またぞろ国民をだまくらかすことに使おうと考えているようです。

 

 与党からも退陣を迫られ、進退窮まった中での光明でもあるかのように、解散総選挙に打って出る考え――とうわさされているとか。その戦略というのが、小泉郵政選挙をまねたワンイシュー選挙としての「反原発選挙」だそうで。

 

 

永田町に駆けめぐる首相「原発解散」の噂 自民党に警戒感

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110618/stt11061821250006-n1.htm

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/513132/

 

 

 2年前の夏に「政権交代」で地滑り的勝利を得たのと同様に、「反原発」で票を集めようという魂胆だそうです。

 

 まあ、普通に選挙をやったら勝てるわけがない現状で、勝つ可能性があるとすれば、そこしかないでしょうね。よく目を付けたとは思います。

 

 福島第一原発の事故以来、国民の間に「原発」「原子力」「放射能」に対するアレルギーが高まっています。それに乗っかった極左勢力が反原発を訴えるデモなどに一般人を誘引し、あおるようにして反原発から反国家に誘導しようとする動きがあるということは、あちこちで報告されています。

 

 国民の原子力に対する反発は理解できます。そりゃ、今回のようなことが起きれば当然でしょう。しかし、それに脊髄反射するかのように「反原発」「原発止めろ」とデモをするのはどうかと思います。「ヒステリー」と表現して批判を受けた人がいましたが、少なくとも私には熱に浮かされているとしか思えませんし、そんな状況に流されるように国の根幹であるエネルギー政策を決めてもらっちゃ困ります。

 

 ドイツイタリアは原発政策をやめることにしましたが、彼らは陸続きで同じEUであるフランスから電力を購入できます。でもフランスの電力は大半が原子力で生み出されているわけですから、独伊がやっているのは「ゴミ処理場がウチの近くにあるのは嫌だから、遠くで処理して」といっている地域エゴと何ら変わりません。そして、近隣国から電力を購入できない日本には、そうした選択肢はありません。

 

 今回の事故で、これまでのように原子力を発電の中心に置くという、これまでの政策は見直さざるを得ないでしょう。しかし、じゃあ代替は何か。その道筋を明確に描けなけないまま原子力発電にご退場を――というのは、あまりに安易としか言えません。

 

 太陽光や風力、地熱といった「再生可能エネルギー」が取りざたされていますが、これらを代替エネルギー源とした場合に安定して大量の電力を供給できるのか、そのコストはどうなのか――といったことを冷静に比較検討しなければ議論にはなりません。

 

低コストで、安定的かつ大量な電力供給の可否は、それを利用する工場の生産能力に直結します。電気代が高騰して工場のランニングコスト高騰につながれば、工場が日本から逃げ出すことになります。長引く不況に震災が追い打ちをかけた状態の日本経済で、被災地復興のためにも国内の工場がフル活動しなければならない現状にもかかわらず、工場の国外脱出などが続けば日本経済は壊滅します。今、デモなどで「原発反対」と叫んでいる人たちの、果たしてどれくらいが、そこを考えて声を上げているのか、私には疑問に思えてならないのです。

 

 


 

 

 ハイブリッド車の話は以前書きましたが、再生可能エネルギーによる発電に期待をしたい点で、私も人後に落ちません。家庭用太陽光発電がまだまだ一般的とは言えなかった6年前に、我が家では屋根の上に太陽光パネルを設置しています。当時は、まだ家庭用太陽光発電に補助金がなかったのではないかと思います、もらった覚えがないので。で、ガスは止めてオール電化。自宅で昼間、電気を使うことがほとんど無いため、電気代(=ストーブの灯油代と車のガソリン代をのぞく、すべての光熱費)は、オール電化にする前の電気代+ガス代を大幅に下回り、また売電による収入は、その電気代をはるかに上回る額となっています。月々の収支だけを見れば大幅な黒字です。

 

 しかし“減価償却”には遠く及びません。設置その他に要した金額は、月々の売電収入とは桁が違います。

 

太陽光パネルなどシステムの価格自体、もちろん高価です。今でも毎月、「売電収入-電気代」の額の4倍近い金額がシステム購入のローンとして引き去られています。さらに、それ以上に大きいのが家屋の修繕費です。わりにしっかりしていると評価されていた我が家の基礎部分ですが、パネルを乗せてしばらくしてから業者がチェックしたところ、「ちょっと危ない。補強した方が良い」と指摘されました。そのため、補強工事を行った。

 

 その工事の途中で、屋根にも問題があることが分かった。パネル設置後に一度、屋根や壁面の塗り直しをしたのですが、パネルがあるため、その下の塗り直しはされませんでした。それから日が経ち、上記の業者がチェックしたら「塗り直されていない部分が痛んできている。パネルを降ろして塗り直しても、また次の塗り直しの際に大作業になる。いっそのこと、塗り直しをしなくていい屋根に葺き替えたら…」。そういわれ、パネルを降ろして屋根の葺き替えをすることになりました。

 

 諸々の補修費用は月々の「売電収入-電気代」で生み出される黒字では、容易に回収できる額ではありません。丼勘定でざっと考えると、今後、補修工事がないとしたうえで、80年くらいあれば回収できるかなってところだと思います。…え? 私が業者の口車に乗せられただけ? その可能性は否定しませんが(^^;)

 

 なんにせよ、太陽光発電はそれだけコストがかかるということです。最近の太陽光発電の議論を聞いていても、家庭用についての家屋の補修という視点は欠けているように感じます。「原発をやめて太陽光発電にすればいい」という人は、自宅での発電に***万円近いコストを自腹で出す覚悟がおありなんでしょうか。

 

国がそれだけ多額の補助金を一軒一軒にばらまけば、国の借金は今の比ではなくなります。じゃあ、国民の一軒一軒がそれだけのコストを受け入れるのかというと、それも望み薄でしょう。技術の進歩でパネルの重量や性能も格段に向上しているのかも知れませんが、なんにせよ国全体で多大なコストをかけることを認めるのかどうか。太陽光発電一つ取っても十分なコンセンサスの構築が必要です。

 

 風力発電でも、騒音などで同様の問題があるでしょう。また、どちらも設置場所をどこにするかという問題もある。海上に設置した場合、そこの魚の生態などに悪影響はないのか。太陽光や風を遮ることで生じる自然環境への影響などもリスク要因として細かく検討する必要がある。

 

 先日、実家に帰っていた際に観た「たかじんのそこまでいって委員会」では、新たな可能性を持ったエネルギーについて特集していました。メタンハイドレートやオーランチオキトリウムなどなど、未来への期待を感じさせるものが多かった。メタンハイドレートについては青山繁晴さんがいろんなところで口にされているので、水産庁に予算がないことや政府が韓国に配慮していることもあって、より採取しやすい日本海側の調査が進んでいないということも、ある程度知ってはいましたが、今回のことをきっかけに予算が回るようになれば調査も進むかもしれない。

 

 おそらく、原子力の代替エネルギーは、太陽光や風力も含め、こうしたいろんなものを研究・検討し、可能性を広げていった先にしかないと思うんです。だから、研究を促進していこうという姿勢は正しいし、その中で実用性が高まってきたものをどんどん実用化していけばいい。そうして選択肢をどんどん広げていかなきゃいけないと思います。

 

ただ、何か代替エネルギーのめどが付いたからといって、すぐに原発をやめていいかというと、おそらくそうはならないでしょう。研究を進めた結果、1020年後には原発は不要になるという結論に至るかも知れないけど、それはつまりまだ1020年は原発が必要ということでしょう。その間は、今の原発施設を縮小しつつも、安全性を確保した上で運転を続ける必要も出てくる。

 

 そうしたさまざまなことを議論した上で、国家のエネルギー政策は策定されなければならないし、国民も熱に浮かされず、冷静に考えなければならない。

 

 ましてや、決して政権延命の具にされてはいけないことだと思いますし、こんな複雑なことをきちんとした議論もなく「イエス」か「ノー」だけを選挙向けの争点にしようなどというふざけた大馬鹿野郎は、一刻も早く政権から引きずり降ろさなきゃいけないと思います。そうでなきゃ、被災地の復興もいつまで経っても進まない。

 

 先日、大相撲の被災地慰問に同行した際に撮影した岩手県大槌町の現状です。3カ月経ってなお、津波の傷跡は生々しい。

 

 

 

 

 

 

「今選挙やっている場合か」どころじゃない、むしろ「今やらなきゃいつまで経ってもこのままだぞ」という状況だと思います。

 

 

 

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